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あなたの”パーソナリティ”は何? 

あなたの”パーソナリティ”は何?

 日本で唯一の「ビッグファイブを使った地方公務員むけキャリアコンサルタント」がお送りする「幸せのメソッド」

 第1回目は、「あなたのパーソナリティ」の秘密に迫ります。

パーソナリティ診断とは?

 私たちは「自分が何者なのか?」ということに興味があります。

 

 例えば「占い」。 

 自分が何者で、どういう性格か?興味を持つ人は少なくないでしょう。

 

 でも一方で「占いには科学的な根拠(エビデンス)がないでしょ」と毛嫌いする人もいるかもしれません。

 じゃあ、どうやったら科学的な根拠(エビデンス)を持ちながら、「自分とは何者か?」「自分はどういう性格か?」を突き止めればいいのでしょう?

 その答えの一つがパーソナリティの科学です。

 パーソナリティの科学はそもそも「近代心理学」の一つの分野で、適性検査などを通じて「自分とは何か」ということを追求する学問です。

 その中でも「ビッグファイブ理論」は、人の性格は5つの要素の組み合わせからなることを説明した理論で、近代心理学では「パーソナリティの科学」における主要理論として位置づけられています。

 「ビッグファイブ」は、心理学者のルイス・ゴールドバーグが1980年代に著した『パーソナリティの性格分析』において「人間が持つさまざまな性格は、5つの要素の組み合わせで構成される」として初めて「ビッグファイブ」と名付けたことに始まります。

 その後、多くの心理学者が研究を行い、その研究で得られた分析においても「5つの要素(因子)による性格分類」の有効性が確認されました。

 すなわち、「自分とは何者か?」「自分とはどういう性格か?」を知るには、「ビッグファイブ」というパーソナリティ分析が大いに役に立つということになります。

 

ビッグファイブの5因子

 「ビッグファイブ」は5つの要素(因子)で人の性格を表せるという理論です。

 それでは、その因子とその傾向をひとつづつ見ていきましょう。

 

「外向性」(外向性/内向性)

 外向性と内向性の違いとは、外の世界に積極的に働きかけるか、そうでないかの違いと言えます。外向性の高い人は積極的であり、社交的で、常に刺激を求めます。外向性が高すぎると自己主張が強すぎたり威圧的だったり一面が見られます。一方外向性が低い人(内向性が高い人)はおとなしく、控えめで慎重な傾向がありますが、内向性が高すぎると刺激に繊細で、臆病、気後れという面が強くなります。

「神経症傾向」(悲観的/楽観的)

 神経症傾向は、周りからの刺激による感情や情緒の安定性を表します。神経症傾向が高い人はストレスに弱く、危険に対して敏感であり、危険を回避して慎重に行動する傾向があります。また、不安や抑うつ、極度の緊張などの反応も出やすいです。一方、神経症傾向が低い人は、危機があっても動じることがなく情緒的に安定しており、予期せぬことにも対応できる傾向にありますが、極端に神経症傾向が低いと鈍感で、危険を顧みない(無謀)だったりする傾向にあります。

「誠実性」(堅実性・勤勉性)

 責任感の強さや勤勉性、目的を達成するための自己コントロール能力を表します。誠実性の高い人は計画的で物事をやり遂げる気質があり、責任感を持って地道に努力する傾向がありますが、極端に誠実性が高い人は頑固であり、その結果強迫的になりやすい傾向があります。一方、誠実性の低い人は柔軟性がありこだわりがないなどの傾向にありますが、極端に柔軟性が高いと、物事をよく考えずに判断する、すぐ飽きて中途半端になる、規則正しい生活ができない、お金を浪費するなどの傾向が見られます。

「協調性」(共感力・同調性)

  協調性は自分以外の他者とどのように関わっていくかを表します。協調性を共感力と同調性のパーソナリティを分けて分析する識者もいます(橘玲「スピリチュアルズ」幻冬舎2021)。協調性(共感力)が高い人は、思いやりがあって他者がどう考えているかがわかる傾向にあります。また、協調性(同調性)が高い人は、他人と親和的な人間関係を結びますが、極端に協調性(同調性)が高いと、他人に振り回される、集団の中に埋没する、自分を見失うなど傾向になる場合もあります。一方、協調性(共感力)が低い人は、他人の気持ちがわからない傾向にあり、 協調性(同調性) が低い人は、自分の意見をはっきり言うなどの傾向がありますが、極端すぎると他人の言うことを聞かない、自己中心的な傾向が見られます。

「経験への開放性」

 経験への開放性は、創造性があるかどうか、芸術的なものや未知なものに対する興味・関心を表します。経験への開放性が高い人は、知的で、好奇心が旺盛な傾向にあり、様々なことにチャレンジする傾向にありますが、極端に開放性が高いと、夢想や妄想をもち社会から逸脱する傾向になる場合があります。一方、経験への開放性が低い人は、堅実で安定を維持することを好み、現実を重視する傾向にありますが、極端に開放性が低いと権威や伝統にしがみつく傾向にあります。

ビッグファイブを活かしたキャリアコンサルティング

 『274Labo』では、この「ビッグファイブ」を使って、キャリアコンサルティングを行っています。

 個人の方を対象としたコンサルティング(カウンセリング)では、「自分のパーソナリティがわかる簡易テスト及びテスト結果に基づくパーソナリティ分析」や「自分のパーソナリティを活かした職場でのキャリア形成」、「自分のパーソナリティを武器にした起業、転職、就職相談」など、様々な相談を受け付けています。

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